FPと簿記はどっちを先に取る?違い・難易度・選び方を徹底比較【2026年版】
「お金の資格を取りたいけど、FPと簿記どっちがいいの?」——これは資格選びでとても多い悩みです。どちらも人気の入門資格ですが、学べる内容も役立つ場面もまったく違います。
この記事では、FPと簿記の違いを比較し、あなたの目的に合うのはどちらか、そしてどの順番で取るのがベストかを解説します。
結論:目的で選べば迷わない
- 家計・保険・投資・老後資金などお金の知識を生活に活かしたい → FP3級から
- 経理・会計・事務職への就職/転職、企業の数字を扱いたい → 簿記3級から
- 迷ったら:とっつきやすさ重視ならFP3級、就職での評価重視なら簿記3級
FPと簿記はそもそも何が違う?
同じ「お金の資格」でも、扱う対象がまったく異なります。
「個人のお金」の専門家。保険・年金・税金・投資・住宅ローン・相続など、人生のお金の計画を扱う。学んだ知識が自分や家族の生活にそのまま役立つ。
「会社のお金」の記録技術。企業の取引を帳簿に記録し、決算書を作る技術を学ぶ。経理・会計の実務に直結し、就職・転職で評価されやすい。
ざっくり言えば、FPは「自分の生活に役立つお金の知識」、簿記は「会社で使える会計スキル」です。どちらも価値がありますが、目的によっておすすめが変わります。
難易度・勉強時間・合格率を比較
| 比較項目 | FP3級 | 簿記3級 |
|---|---|---|
| 扱う対象 | 個人のお金(生活) | 会社のお金(会計) |
| 合格率 | 約70〜80% | 約40〜50% |
| 勉強時間 | 60〜100時間 | 50〜100時間 |
| 試験頻度 | CBTで随時受験可 | CBTで随時受験可 |
| とっつきやすさ | ★★★★★(身近な内容) | ★★★☆☆(簿記特有の考え方) |
| 就職での評価 | 金融・保険・不動産で評価 | 経理・会計・事務で高評価 |
| 実生活での実用性 | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
合格率だけ見るとFP3級の方が高めですが、これは出題内容の身近さによるもの。簿記3級も決して難関ではなく、正しい勉強法なら独学で十分合格できます。
FPが向いている人
- 保険・年金・投資など「自分のお金」に興味がある
- 金融・保険・不動産業界を目指している
- まず合格しやすい資格で成功体験を作りたい
- NISA・iDeCo・住宅ローンなど生活に役立つ知識が欲しい
- 数字を細かく扱うのは少し苦手
FPは出題内容が身近で、勉強がそのまま生活に役立つのが魅力です。詳しくはFP3級とは?難易度・合格率・勉強時間をご覧ください。
簿記が向いている人
- 経理・会計・財務・事務職への就職/転職を考えている
- 企業の数字(決算書)を読めるようになりたい
- コツコツ問題を解くのが苦にならない
- 将来、税理士・公認会計士など上位資格も視野に入れたい
- 履歴書で実務に直結するスキルをアピールしたい
簿記は経理・会計職で実質的な評価につながる実務スキルです。詳しくは簿記3級の合格率は約50%!独学で受かる難易度・勉強時間をご覧ください。
両方取るとさらに強い理由
実は、FPと簿記は相性が良く、両方持っているとお金の知識が「個人」と「企業」の両面でカバーできます。
また、どちらも税金や数字に関する基礎を扱うため、片方を学ぶともう片方の理解も早くなるという相乗効果があります。
おすすめの取得順序
| あなたのタイプ | おすすめの順番 |
|---|---|
| お金の知識を生活に活かしたい | FP3級 → 簿記3級 → FP2級 |
| 経理・会計の仕事に就きたい | 簿記3級 → 簿記2級 →(必要ならFP3級) |
| まず1つ合格して自信をつけたい | FP3級(合格率が高い)から |
| 就職・転職を最優先したい | 簿記3級 →(評価を上げるなら簿記2級) |
どちらから始めても、片方を取れば次がスムーズです。「合格しやすさで弾みをつけたいならFP」「就職で武器にしたいなら簿記」と覚えておけば失敗しません。
まとめ
- FPは「個人のお金」、簿記は「会社のお金」の資格
- 生活に活かす・とっつきやすさ重視ならFP3級から
- 就職・転職・経理志望なら簿記3級から
- 両方取るとお金の知識が「個人+企業」でカバーでき強い
- どちらも独学で十分合格でき、片方を取ると次がスムーズ
FPと簿記はライバルではなく、組み合わせると最強の「お金の基礎セット」になります。まずはあなたの目的に合う方から、一歩を踏み出してみましょう。